MUKU-DATA  杉天井

おはようございます。
全身筋肉痛です。

先日行った某所、
新潟といえば堅牢に梁組された豪農の建物ばかりが目立ちますが、
軽やかで華やかな造作もあるところにはあります。
いつの世も捻くれ者?遊び人?がいたものです。(ほめ言葉、敬意です)

変則的に細めの格縁を流し、そこにそれぞれに表情をもった天井を落とし込んでいく。
バランスを見て配置されています。
全体を映してこなかったのですが、縮杢は部屋の4隅に配置されています。

この材種、全て杉なのです。
多彩ですよね。
特に柾目の縮みの杉板は素敵ですね。
フィッドバック杢なんてギター業界では言われていますが、
杉柾の縮杢、和名の呼び名はあるのでしょうか・・・

杉柾網代天井も、ん? 矢羽根?みたいだけど違うよね?
石畳網を斜めに配したものでしょうか・・・ ➡ 網代の種類・網目

笹杢の杉板は茶神代・・・?

当時、よく材の手配が出来たなぁ・・と思うと共に、
どなたかの指示のよるものなのか?大工さんがそうだったのか?
ここを作った大工さんは地元のT大工さんだったという事です。

花街新潟、やるじゃん、
いいもの見させていただきました。

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